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仕事環境に”ゆらぎ”を取り入れて脳疲労を緩和する

”ゆらぎ”とは辞書的に言うと「平均値からの変動」です。

自然界は揺らぎで構成されており、人間の体内の活動(血圧や体温)も不規則な規則性を持っています。

当然ながら、脳や自律神経もゆらぎを持って活動しているのですが、どうしても現代のデスクワーク環境ではゆらぎがなく、脳もその影響を受けて疲労を溜めてしまう傾向にあります。

 

脳の”ゆらぎ”は想像力の源

脳の活動状態を示す脳波は一見バラバラに見えるものの、微分解析していくと規則性が現れることが知られています。

つまり人間の脳は不規則な規則性の下で活動しているのですが、認知症患者の脳波を分析するとより規則性が強く脳の揺らぎが弱いことが分かっています。脳波に”ゆらぎ”がないと認知能力が低くなり新たな発想は生まれにくくなります。何かひらめく前兆として脳波に”ゆらぎ”が生じることも確認されています。

また、人間に限らず動物は規則的な行動パターンを繰り返していると天敵に襲われる可能性が高まるため、本能的にも”ゆらぎ”のない環境を忌避します。

日常に”ゆらぎ”を取り入れる

現代オフィス環境は太陽光から隔離され人工照明に依存しており、どうしても光が一定になりがちです。

気が付いたときにデスクの照明の明るさを調節してみたり、作業する場所を変えてみるなどして受容する光に変化をつけてみましょう。

一部の先進的な企業では自動的に”ゆらぎ”を持った光を発する照明システムを導入しているようです。

 

また、音についても”ゆらぎ”を取り入れることは可能です。

Youtubeなどで作業用BGMなどで検索すると自然の雨の音やカフェの音を録音データが公開されています。集中力アップの観点からも意味を持たない適度な雑音が効果的であることが知られています。

 

香りについても同様です。特に嗅覚は脳へ与える刺激が強いことが知られています。

複数種類のアロマや香水を購入して、脳の疲れを感じたときに嗅いで見ることも有用です。

 

 

なんだかんだ言っても人間はまだまだ動物的で、まったく一定の環境下での生活はストレスに繋がります。

色々と手段はありますが、場所を変えてみるのが一番網羅的な対策です。

移動時間やお茶代を惜しまずに意識的に動いてみましょう!