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メタ認知力の鍛え方

 

メタ認知」の単語は聞いたことはあるけど、何に役立つのか知らない方も多いのではないでしょうか?

脳の処理能力を上げるのに非常に重要なファクターのため、意識的に鍛えることをお勧めします

 

メタ認知とは?

「メタ認知」は直訳すると「高次の認知」ですが、要するに「認知していることを認知すること」を意味します。

メタ認知は1970年代ごろから広く知られるようになった概念で、人間を人間足らしめているといっても過言ではない大脳皮質の働きによって成立しています。

自分の思考や行動、感情を客観的に捉えて評価やコントロールする能力で、小学生低学年ごろから発達し始めます。数学的能力とメタ認知能力は比例するといわれることも多いです。

 

メタ認知がなぜ重要か?

身近な例でいうと人間関係においてもメタ認知は効果を発揮します。メタ認知能力の低い人はいわゆる「空気を読めない人」と評価を下されがちです。周囲の環境を近くして、その中での自分の言動の与える影響を客観的に判断することがまさに「空気を読むこと」に他ならないからです。

周囲の環境及び自分を俯瞰して考えられることにより、素早く全体像を把握することができるようになるため、行き当たりばったりの思考パターンが低減されて、脳の処理が効率的になります

 

メタ認知の鍛え方

メタ認知能力は後天的に訓練しやすく、ある程度年齢が上がっても鍛える余地のある能力であると考えられています。

メタ認知を鍛える最も手軽な方法は、他人を観察して自分をシンクロさせることです。

例えば通学や通勤中に観察の対象Aさんを決めて、言動や身なり、周囲環境を把握します。それらの情報を俯瞰して、Aさんはどういった人でこれから何をしようとしているのかを妄想で構わないので想像してみます。
Aさんの次の行動を先読みする訓練により、他者の行動をシミュレーションできるようになります。

この訓練によって他者の視点に入り込めるようになり、メタ認知能力が向上します。われわれの日常生活を俯瞰するにおいて最も影響を与えてくるのが他者であるのは間違いないわけで、他社の考えや行動が読めると俯瞰能力が向上するわけです。

また、感情的になっているときは周囲が見えておらず、最もメタ認知から遠い状態です

感情的になりかけた時には、「どうして自分にその感情が芽生えているのか?」「もし感情の赴くままの言動を起こした場合に周囲はどういった反応をするのか?」など自分に質問を投げかける癖をつけることで、「メタ認知状態」に戻ることが可能です。

 

 

「メタ認知」は仕事でもプライベートでも重要な能力であることはお分かりいただけたかと思います。

メタ認知について意識しているかいないかだけでも大きく違うので、
まずはメタ認知という概念を日常的に思い出すように心がけましょう!