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脳への電気ショックで脳を活性化?

 

頭に電極をつけて微弱な電流を流すことで、脳を活性化する研究が近年盛んにおこなわれています。

SFのような話ですが、徐々に実用化も進んでいるので情報だけはチェックしてみましょう。

 

経頭蓋直流電気刺激法

 

脳に電気ショックを与えるといっても電極を頭の中に差し込むわけではありません。

頭皮に電極を付けて微弱な電流(1~2mA程度)を10~30分間流して脳を刺激する、経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)という手法がとられています。

 

近年では脳梗塞を起こした人のリハビリやうつ病患者の治療、認知症治療などを対象に臨床応用の研究が進められています。

 

また、学習や記憶力の向上にも寄与するとの報告も出てきている今注目のテクノロジーです。

 

脳活性化の原理

 

tDCSは頭皮から電流を流すものの、大脳皮質まで影響を与えることが知られており、その原理は細かくは解明されていませんが、理化学研究所が下記のように提唱されています。

微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明

 

①tDCSの刺激により神経伝達物質のノルアドレナリンが放出される

②脳細胞(アストロサイト)のカルシウム濃度が上昇する

③シナプス伝達が増強される

 

ただし、tDCSによる効果は一時的であったり、電流を充てる場所により機能によっては逆効果が出る場合もあるようです。

(全く効果がないとの論文発表もあったりします。)

 

最近では、直流電流ではなく交流電流を流すtACSも有効性の検証が始まっています。

こちらはまだ情報が少なく続報が待たれます。。。

 

実用化はまだまだ先!

 

Youtube上でもtDCSを試している人が数多くいますが、ハーバード大学のマイケル・フォックス教授は脳への影響が完全に解明されておらず、副作用に関しても十分に検証されていないことからtDCSの安易な利用に警鐘を鳴らしています。

今は情報のウォッチングで様子見が正解の用です。

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